視点の持ち方で世界が変わる
これを読んだ人も今日から街で小さい屋根ばかり気になりますように。
コインパーキングに小さい屋根がついている
先月、コインパーキングの精算機の上に小さい屋根があることに気づいた。
何のためについているんだろう？
機械が雨で濡れないように？ いや、使う人だろうか。
横殴りの雨だったら濡れちゃいそうだけど………あると違うのだろうか。
コインパーキング・駐輪場の精算機には小さい屋根がついていたのだ。気にしてなかったけど、気にしてみると屋根がある。見えてなかった。
気にしてみると世の中はそれでいっぱいのやつ
気にしてみると街がそれだらけに見える、という記事を最近與座さんが書いていた（急に街が○○だらけに見える散歩）。その案を聞いたとき、そう！いま僕には駐車場の小さい屋根ばかり見えてます、と念を送った。
（與座さんの記事案は担当の橋田さんを通じて聞いたので）
気になる思いのままに撮った写真がこれらだ。
これがいちばんよく見かける緑と黄色のパターン。三井のリパーク、というコインパーキングにある。
同じリパークでも屋根の幅がちょっと違う。
これは三井じゃない緑パターンか………。さっそく分類しはじめてしまっている。怖い。
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青い屋根もよく見かける、支柱の角が丸くてどこかミッドセンチュリーテイスト。中目黒にありそう。
カクカクしているのは「屋根付き精算機」というレゴブロックのようだ。"あるが気になる"を通り越して、形のレアさに喜びはじめている。
右の軽くカーブした屋根はサーフテイストを感じる。背景の夕焼けも相まって永井博のイラストのようだ。ロングバケーション。
大型の屋根をみつけたときは興奮のあまりコンタクトレンズが外れるかと思った。
さあ驚いてもらう時間です
ここまでお付き合いいただき、街を歩くと精算機の屋根しか見えないメガネを掛けた状態になっているはずだ。
そんな状態で見てほしいのがこれだ。
小さい屋根が気になっていたのに、小さい屋根が”ない”ことに驚いている。
ついひと月前まで「へー、精算機に屋根がついているんだ」と思っていたのに、もう一周して先月の自分を背中から見ている。
はげます会会員限定・未掲載の小さい屋根
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